山形県村山地域の農産物や直売所情報を紹介するサイトです
「村山旬の市」は山形県村山地域の農産物や直売所情報などを紹介するサイトです。
管内で生産されている旬の農産物、こだわり農産物の特徴や簡単な料理方法などを紹介しています。
また、村山の地域資源を活かした直売所、農家レストラン、農産加工品情報に、
イベントなどのおすすめ情報を加えて発信していきます。
ホーム > 旬の農作物なう!:そば
2015.1.19掲載
山形は全国有数のそばの産地・消費地です。町を歩けば、多くのそば屋が目に入ってきます。今回の「旬の農産物なう!」では、天童市の高擶そば組合の方々のそば栽培の様子を収穫まで追っていきます。11月には、収穫したそばを使ってそば打ちをします。
7月22日、天童市の土屋昭雄さんのもとを訪ねました。土屋さんは高擶そば組合の代表を務めており、転作田で4年前からそばを作っています。今回は、種をまく前に行う、溝掘りと耕うん作業を取材しました。
そばは7月下旬から8月上旬にかけて播種を行い、9月に白い花が咲きます。そして、10月には収穫期を迎えます。
次回は10月の収穫作業を取材します。
2015.10.29掲載
10月19日、高擶そば組合の収穫作業を取材しました。
9月は圃場全体がそばの白い花に覆われていましたが、10月になり、圃場の様子は大きく変わりました。そばの種を播いてから約90日が経ち、収穫の時期になりました。今年は天気に恵まれ、収穫作業が順調に進んでいます。
乾燥作業が終わったら、細かなごみを取り除くためにもう一度選別機にかけます。選別後、そばの実を袋詰めして出荷します。出荷したそばは、製粉会社などで挽かれてそば粉となり、市場に出回ります。
次回はそば打ちの様子を取材します。
2015.10.29掲載
11月14日、高擶そば組合の皆さんが、高擶小学校の3年生とそば打ちをするということで取材に伺いました。高擶そば組合の土屋さんは、そばの他にりんごの栽培も行っており、3年生の社会科学習に協力しています。その繋がりもあり、3年生の親子行事として、そば打ち教室を開催することになりました。
そばの打ち方については、村山旬の市の以下のページにも載っています。ぜひご覧ください。
http://www.murayama-shun.com/shun/shun_12.html#soba
土屋さんは、「新そばを自分達で打って、みんなで美味しく食べるのを毎年楽しみにしている。今年は地元の子どもたちにも、そば打ちの楽しさや新そばの味を知ってもらえて良かった。」と話してくださいました。初めての試みということもあり、心配な面もあったそうですが、美味しい地元のそばの味を子どもたちに知ってもらいたいという思いを強く感じました。
取材を通して、地域の遊休農地を作らないためにそばを栽培したり、地域の子どもたちの教育に協力したりと、土屋さんが農業を通じて地域の活性化に貢献していることが分かりました。
土屋さん、高擶そば組合の皆さん、取材協力ありがとうございました。