山形県村山地域の農産物や直売所情報を紹介するサイトです
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ホーム > 旬の農作物なう!:メロン
2013.7.19掲載
山形県はメロンの栽培も盛んで、内陸の村山地域では主にアールス系メロンが生産されています。アールス系メロンはT字型のつるが付いているのが特徴です。
7月上旬、天童市の水戸部秀憲さんを訪ねました。水戸部さんは約40年間メロンの栽培をしているベテランです。
10月上旬の収穫に向けたメロンの接ぎ木(つぎき)と育苗の様子をお伝えします。
3日ぐらいで苗が活着したら遮光資材をはがして、徐々に光を当てていきます。その後の1週間ほどはシートの開閉が重要な仕事になります。育苗の段階でこの仕事が1番大変です。
次回は7月下旬頃、定植の様子を取材予定です。
暑さに負けず、苗が育つといいですね。
2013.7.19掲載
7月上旬に「接ぎ木」をしてから2週間が経ちました。平成25年7月の山形の天候は不安定で曇りや雨の日が多く、メロンの苗の生育は例年に比べ遅れたものの、ようやく7月23日に「定植」を迎えました。
根が深くしっかりと張らないまま強い日差しに当たると、苗は萎(しお)れてしまいます。涼しい日に慣れたころに急に暑くなると「がおる(元気がなくなる)」のは、人と同じですね。
定植で大変なのは、いかに根の活着を揃えるかということ。その後の開花・交配・ネット(果実の網模様)・果実の大きさなど、生育全てに影響します。そのため、灌水の量やタイミングなど、細やかな水管理を行います。
管理が大切なのはもちろん、メロンにとっても良い天気が続くといいですね!
2013.7.19掲載
前回お伝えした7月23日の定植から8月23日の袋かけまでの様子をお伝えします。この1ヶ月間は、生育に合わせた待ったなしの作業が連続します。
袋かけを終えると、側枝と雄花を取り除く作業に入ります。側枝や雄花をそのままにしておくと病気が発生する原因となるからです。
袋かけ後も水管理は必要不可欠です。一本一本が細く、均一に密生したネットが求められており、わずかな水量の違いで太いネットが1、2本出てしまうだけで、メロンの価値は大きく下がってしまいます。
水戸部さんのメロンは順調に育っています。
次回の取材は10月10日前後、いよいよ収穫です!
2013.7.19掲載
袋かけから約1ヶ月半、水戸部さんのメロンは8月の高温で甘さを蓄え、予定よりも3日ほど早い10月7日に収穫となりました。
6月の種まきから約100日間大切に育てたメロンです。傷つかないよう丁寧に収穫します。
今回は、今年初めて収穫したメロンを調製・出荷するまでの作業を取材しました。
今年収穫したメロン1玉の重さは1.5kgから2.3kgまで、大玉が多かったそうです。
食べる者としては、大玉が嬉しい気がしますが、ベストな大きさは、カットした時にホテルやレストランの器に合う1玉1.5〜1.6kgだそうです。
水戸部さんがメロンを作っていてよかったと思うのは、「おいしい」と言ってもらえたとき。
そのためにも、お客様にはすぐに食べたい気持ちを抑えて、ちゃんと食べ頃を見極めて食べてほしい!とのことです。
おすすめの食べ方をお聞きしました。
家の中の涼しいところで保管し、メロンのおしりが人のかかとくらいの硬さ、あめ色になったころが食べ頃の目安です。冷蔵庫へ2時間くらい入れて冷やすと、とろけるような食感になり更においしくなるそうです。
今年のメロンは糖度が高く甘くなりました。皆さんも、山形県村山地域産のメロンをぜひ食べてみてください!
水戸部さん、取材協力ありがとうございました。