山形県村山地域の農産物や直売所情報を紹介するサイトです
「村山旬の市」は山形県村山地域の農産物や直売所情報などを紹介するサイトです。
管内で生産されている旬の農産物、こだわり農産物の特徴や簡単な料理方法などを紹介しています。
また、村山の地域資源を活かした直売所、農家レストラン、農産加工品情報に、
イベントなどのおすすめ情報を加えて発信していきます。
ホーム > 旬の農作物なう!:食用ぎく
2016.6.6掲載
食用ぎくの生産量は山形県が日本一(小ぎくを除く)。「もってのほか」として有名な薄紫色の花が特長の品種をはじめ、「寿」「岩風」といった黄色の品種があり、お浸しにするとシャキシャキした食感とほのかな香りが楽しめます。
5月18日、食用ぎくの苗の植付け作業を取材するために、山形市大曽根地区の寒河江秀一さんの畑を訪ねました。寒河江さんはこれまで露地栽培が中心でしたが、近年は品質の良いきくを安定して出荷するために、ビニールハウスでの栽培にも力を入れています。
田植えを行った後、稲を育苗していたスペースにも食用ぎくを植付けます。丹念に水やりを行い、苗の生育を促します。
次回は、ネット張り作業について取材します。
2016.7.6掲載
ネット張りは、成長した食用ぎくが倒れないよう支えるために行います。
寒河江さんは、きくの生長に合わせて二段階のネット張りを行っており、6月3日と6月27日に取材しました。
開花に向けて、水やりや施肥など栽培管理を続けていきます。寒河江さんは、食用ぎくの状態を確かめながら、生育は良好だとおっしゃっていました。次回は秋に収穫について取材予定です。
2016.11.30掲載
11月16日、食用ぎくの収穫作業の様子を取材するために、寒河江市にある園芸試験場を訪ねました。園芸試験場では、平成28年から本格的に栽培が始まった新品種の栽培試験を行っています。
園芸試験場の栽培担当者は、「食用ぎくはアブラムシ等の害虫がつきやすく、天候や害虫の発生状況を見ながら防除を行うのが大変です。」と話していました。現場の生産者も防除や水やりに気を遣い、美味しい食用ぎくを作ろうと努力されています。
家庭の食卓に並べば見た目にも鮮やかな食用ぎく、皆さんもぜひご賞味ください。