山形県村山地域の農産物や直売所情報を紹介するサイトです
「村山旬の市」は山形県村山地域の農産物や直売所情報などを紹介するサイトです。
管内で生産されている旬の農産物、こだわり農産物の特徴や簡単な料理方法などを紹介しています。
また、村山の地域資源を活かした直売所、農家レストラン、農産加工品情報に、
イベントなどのおすすめ情報を加えて発信していきます。
ホーム > 旬の農作物なう!:きゅうり
2012.05.18掲載
山形市飯塚町には「きゅうりの里」の看板が立っています。飯塚町にはきゅうりのビニールハウスが立ち並び、4月下旬から11月まで年間を通してきゅうりの生産が行われています。
きゅうりはビニールハウス、露地トンネル、露地栽培といろいろな環境で栽培しますが、今回は元気なきゅうり生産者、武田さんが取組む「トンネル夏秋栽培」を紹介していきましょう。
武田さんはきゅうりの他に、葉菜類を12月から4月まで山形駅近くのスーパーに出荷しています。これは大人気で毎日売り切れるとのことです。その他にも米、ぶどうなど多品目に取組んでいて、農業がとても楽しい!と言っています。 武田さんは無人ヘリのオペレーターもしていて、将来が期待される地域の担い手です。
今後、武田さんと一緒にきゅうりの生育を見て行きましょう。
2012.06.13掲載
武田さんが植えたきゅうりは順調に根付きました。専門用語では「活着(かっちゃく)」といいます。
活着したきゅうりはそのままにしておくとどんどん地面を這ってつるが伸びてしまいます。
そこで「つる上げ」という、ネットにつるを固定する作業を行い、きゅうりが上に伸びるようにしてあげるのです。
今日は武田さんが「つる上げ」を行うということで畑に訪問しました。
順調に生育が進むと6月中旬に収穫ができそうです。次回をお楽しみに。
2012.07.10掲載
武田さんのきゅうりの収穫が始まりました。きゅうりは生育が早いので、この時期は朝と夕方に収穫しなければなりません。6月29日の午後4時頃にお伺いしました。
武田さんは露地の畑以外にビニールハウスでもきゅうりを栽培しています。朝は5時から、夕方は4時から収穫と休む日はありません。休んでしまうと規格外の大きなきゅうりになり、きゅうりの株にも大きな負担になってしまうのです。
きゅうりは、農家のみなさんがコツコツと毎日作業している賜物なのです。
次回はきゅうり選果場への出荷についてお伝えします。
2012.07.13掲載
今回はきゅうりの出荷について紹介します。山形市の西部地区には、JAやまがた「きゅうり選果場」があります。選果場では、農家から運び込まれたきゅうりを、規格毎に自動で選別します。
きゅうりを自分で規格ごとに分けて、箱につめていく作業はとても時間がかかりますが、選果場に出荷すると、その分ほかの作業を行うことができるのです。選果場では、多い時では1日で1万kg(約10万本)を扱う日もあります。山形市の西部地区のきゅうり農家にとっては「きゅうり選果場」は心強い見方です。
さて、武田さん(山形市飯塚町)と夏秋きゅうりの生産から出荷までを、一緒に見てきましたがいかがだったでしょうか。農家のみなさんが丹精込めて作った山形のきゅうりを、これからもぜひ食べてください。