こだわり農産物情報

村山地域には、昔から作られてきた伝統野菜など村山地域ならではの特産野菜が多数栽培されています。村山地域の気候風土を生かした栽培を行っている特産野菜の一部について紹介します。

小笹うるい

小笹うるい 2月中旬〜5月中旬

明治20年代後半に上山市内山中の群生地から採取し、栽培されてきました。ぬめりが強く、シャキシャキとした食感と、茎の白い部分が長いのが特徴です。令和元年に農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録されました。

 

小笹うるいの簡単おすすめレシピを見る【PDF/1.4MB】

マコモタケ

マコモタケ

東根市で特産品づくりを目指す「マコモタケ」は、キノコやタケノコではなくイネの仲間です。食べるのは若い茎の部分で、アスパラガスのような食感とほんのりした甘みがあり、癖のない味が特長です。中華料理によく使われますが、かき揚げや煮物など、どんな食べ方でもおいしい野菜です。

 

マコモタケがお店に並ぶまでを見る【PDF/2.7M】
マコモタケのおいしいレシピを見る【PDF/1.4M】

食用ほおずき

食用ほおずき

食用ほおずきは、南米原産の果実で、直径3p程度、黄色い色をしていて、独特の甘みと風味、酸味があります。上山市まちづくり塾で平成20年から本格的に栽培に取り組んでいます。

食用ほおずきを見る

蔵王かぼちゃ

蔵王かぼちゃは、山形市蔵王地区で古くから栽培され、「マサカリ」「ナタ」を使わないと切れないほど硬いことから、「マサカリかぼちゃ」と呼ばれてきました。食味がよくホクホク感があり、長期間保存しても風味が落ちないため「冬至かぼちゃ」の料理に使われてきました。

蔵王かぼちゃを見る

もってのほか

村山地域では昔から食用として菊を食べてきました。その代表がもってのほかです。淡い紫色をして花びらが筒状になっており、シャキシャキとした食感が特徴です。

もってのほかを見る

金谷ごぼう

金谷ごぼう

上山市金谷地区で栽培している「金谷ごぼう」は良質の砂質土壌に恵まれ、長さが1m、直径2〜3cmのごぼうとなり、すが入りにくくて軟らかく、アクが少なく香り高いのが特徴です。

金谷ごぼうを見る

山形青菜(やまがたせいさい)

タカナの一種で、独特の辛味と食感があり、青菜漬けやおみ漬けなど山形の郷土料理として食されています。

山形青菜(やまがたせいさい)を見る

悪戸いも

悪戸いも

悪戸いもは、山形市西部の悪戸(あくど)地区でのみ、古くから栽培されてきた里芋の一種で、食味が良く粘りがあり、長時間煮ても煮崩れしないのが特徴です。

悪戸いもを見る

山形赤根ほうれんそう

山形赤根ほうれんそう

山形赤根ほうれんそうは根元の部分が赤いほうれんそうで、寒さが加わると葉肉が厚くなり、甘みが増します。特に、葉の根元の部分がもっとも甘く、アクが少なくおいしいのが特徴です。

山形赤根ほうれんそうを見る

自然薯

自然薯

本州から四国・九州、朝鮮半島、中国に分布するつる性の植物で、元来は山へ行って掘ってくるものでしたが、現在は栽培されるようになりました。
非常に強い粘りと、香り、甘みがあるのが特徴です。

自然薯を見る

わさび

わさび

村山地域は、全国有数の多雨・多雪地帯といわれる山々に囲まれ、湧水・地下水が豊富な地域です。この豊かな水資源を活用してわさび栽培が行われています。わさびは、根茎だけでなく、葉や花など全ての部分が食べられます。本物の生わさびの、風味、香りは絶品です。

わさびを見る

ねまがりたけ(月山筍)

ねまがりたけ(月山筍)

高山性のササでチシマザサと呼ばれ稈の根元付近が弓状に曲がることから「ねまがりたけ」と呼ばれています。西川町では山採りのものを「月山筍」、栽培ものを「ねまがりたけ」と呼んでいます。やわらかくてコリコリ、サクサクとした歯ごたえとコクのあるうまみが特徴です。

ねまがりたけ(月山筍)を見る

じゅんさい

村山市のじゅんさい沼では、全国的にもめずらしい天然もののじゅんさいが採れます。
ヌル(寒天質)が非常に多く、大きくてもやわらかいのが特徴です。

じゅんさいを見る

▲ページトップへ