こだわり農産物情報

山形赤根ほうれんそう

山形赤根ほうれんそう

山形赤根ほうれんそう

山形赤根ほうれんそう栽培とこだわりの歴史!

 山形市風間の柴田吉男氏が、昭和2〜3年頃栽培していた中から、葉の付け根や根部の赤みが濃いものを選んで栽培したのが「山形赤根ほうれんそう」の栽培の始まりです。
 「山形赤根ほうれんそう」は病気に対する抵抗性を持たないため、病気にかかりやすく、農家は病気にかからないように工夫を凝らし、細心の注意を払って栽培しています。
 栽培に手間がかかるため、一時期栽培が少なくなりましたが、近年また増加してきています。

山形赤根ほうれんそうの特徴

 外観は、葉の切れ込み深く、葉の付け根や根部が鮮やかな赤色をしています。 また、葉は肉厚で柔らかく、甘味があります。
 特に葉の付け根や根部の赤い部分は甘味が強く、大株になるほどその傾向が強くなります。
 冬の寒さにあたると甘味が一段と増すのが特徴で、やわらかくて甘い品種として人気があります。

出荷状況

栽培地区:
山形市、天童市
出荷時期:
10月中旬〜2月下旬
販売先:
県内内陸部小売店、八百屋

料理アドバイス

山形赤根ほうれんそうときのこのグラタン

山形赤根ほうれんそうときのこのグラタン

【材料及び分量】材料4人分

山形赤根ほうれんそう…240g
舞茸…70g、しめじ…60g、エリンギ…60g
ベーコンスライス…30〜35g
ホワイトソース…360cc
牛乳少々、バター…16g
粉チーズ少々、サラダ油少々

【作り方】

  1. 山形赤根ほうれんそうを水洗い、5cm長さに切り水気をきる。ベーコンは、5o位に切る。
  2. フライパンにサラダ油少量を入れ、1の山形赤根ほうれんそうを生のまま入れしんなりさせ、バタ−、塩、こしょうで味付け、ザルに入れ余分な水分を取る。
  3. きのこも2と同様に炒め、水分を取る。
  4. ホワイトソースを鍋に入れ、適当な硬さにするため温めた牛乳でのばし、塩、こしょうで味を付ける。
  5. グラタン皿に山形赤根ほうれんそう、きのこを混ぜ入れ、この上に4を注ぎ粉チーズを振り、とろ火で焼き目を付けて出来上がり。

☆ 山形赤根ほうれんそう、きのこは、炒め過ぎないこと。
☆ ホワイトソースは、ゆるくし過ぎないこと。 

山形赤根ほうれんそうの柿入りサラダ

山形赤根ほうれんそうの柿入りサラダ

【材料及び分量(4人分)】

山形赤根ほうれんそう…250g
玉ねぎ…1/4個、中玉トマト…4個
渋抜き柿…1個、サラダ油…大さじ2
わさび、しょうゆ…適宜

【作り方】

  1. 山形赤根ほうれんそうは、茹でて水に浸してアク抜きし、水気を絞り3cm位の長さ に切る。
  2. トマトはヘタを取り、4〜6等分に切る。
  3. 玉ねぎはうす切りにして、水にさらしておく。
  4. 柿は半分に切り、2〜3mmのうす切りにする。
  5. ボールにほうれんそう、玉ねぎ、トマト、柿を入れ、サラダ油をかけ混ぜ合わせる。
  6. わさびじょう油を作り、食べる直前に5に混ぜ合わせて食べる。

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