こだわり農産物情報

もってのほか

蔵王かぼちゃ

蔵王かぼちゃ

山形県の秋を代表する味覚「もってのほか」

 山形県では江戸時代から菊の花を食べていたと言われていますが、その来歴は定かではありません。昔から各家庭の庭先に菊を植え食用にしていたと言われており、その代表が紫色の菊「もってのほか」です。

畑のおいしさを食卓へ こだわりの栽培とは

 「もってのほか」は、山形県中央部の村山全域で栽培されていますが、特に山形・寒河江地区を中心に古くから栽培されています。
 「もってのほか」の花は雨や霜があたると品質が低下してしまうため、生産者の多くが簡易なハウスを用いた雨よけ栽培を行っています。また、何年も同じ場所で栽培するため生産者は、堆肥や有機質肥料を用いて土づくりに細心の注意を払っています。そして、安全で安心な「もってのほか」を出荷することを心がけています。
 また、「もってのほか」は、日中の暑いときには花びらに張りがなくなるので、生産者は、少しでも新鮮でおいしい「もってのほか」を消費者の皆さんに食べてもらいたいと、気温の低い朝夕に、何万とある菊の花を次から次へと手際よく摘んでいきます。

「もってのほか」の特徴は

 花が淡い紫色をしていて、花びらの形が筒状になっています。そして、菊独特の香りとほのかな甘み、ほろ苦さに加え、他にないシャキシャキとした食感が特徴です。

出荷状況

生産地:
村山全域
出荷時期:
10月中旬〜11月中旬
販売先:
量販店、小売店等

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