山形県村山地域の農産物や直売所情報を紹介するサイトです
「村山旬の市」は山形県村山地域の農産物や直売所情報などを紹介するサイトです。
管内で生産されている旬の農産物、こだわり農産物の特徴や簡単な料理方法などを紹介しています。
また、村山の地域資源を活かした直売所、農家レストラン、農産加工品情報に、
イベントなどのおすすめ情報を加えて発信していきます。
山形県では江戸時代から菊の花を食べていたと言われていますが、その来歴は定かではありません。昔から各家庭の庭先に菊を植え食用にしていたと言われており、その代表が紫色の菊「もってのほか」です。
「もってのほか」は、山形県中央部の村山全域で栽培されていますが、特に山形・寒河江地区を中心に古くから栽培されています。
「もってのほか」の花は雨や霜があたると品質が低下してしまうため、生産者の多くが簡易なハウスを用いた雨よけ栽培を行っています。また、何年も同じ場所で栽培するため生産者は、堆肥や有機質肥料を用いて土づくりに細心の注意を払っています。そして、安全で安心な「もってのほか」を出荷することを心がけています。
また、「もってのほか」は、日中の暑いときには花びらに張りがなくなるので、生産者は、少しでも新鮮でおいしい「もってのほか」を消費者の皆さんに食べてもらいたいと、気温の低い朝夕に、何万とある菊の花を次から次へと手際よく摘んでいきます。
花が淡い紫色をしていて、花びらの形が筒状になっています。そして、菊独特の香りとほのかな甘み、ほろ苦さに加え、他にないシャキシャキとした食感が特徴です。