山形県村山地域の農産物や直売所情報を紹介するサイトです
「村山旬の市」は山形県村山地域の農産物や直売所情報などを紹介するサイトです。
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ホーム > むらやまの食材おいしく作って食べてみよっ!
作り方を教えてくださったのは…
山形市在住 佐竹洋子さん
全国には、漬物を煮て食べる習慣のある地域がいくつかあります。山形にも、「くきな煮」という「青菜漬を煮る」料理があります。青菜漬は山形の代表的な漬物ですが、2月頃になるとべっ甲色になり酸味がでてきます。これがまた味わいがあり人気があるのですが、これを過ぎると味も落ちてくるので塩抜きをして煮て食べます。その時々の漬物の味を楽しみつつ、最後まで無駄なく余すことなく全部いただいてしまう、すばらしい「山形の食」です。
[材料](大きい鍋ひとつ分)
1
青菜漬は、1cm位にザク切りにする。(茎が太いものは、包丁で十字に切れ目を入れる。葉先のほうも適当な大きさに切る。)
2
圧力鍋で煮る。オモリが勢いよく回ったら火を止め、そのまま一晩おく。(鍋で煮る時は、大きめの鍋でタップリの水で30分位。ふきこぼれないよう注意)
3
サッと水洗いし、ザルにあげる。打ち豆は、お湯につけて戻しておく。
4
鍋に油を入れ、水煮にした青菜漬・水150cc・打ち豆・調味料を加えて、ふたをして煮る。途中で花かつおを振り入れる。味を見て、塩加減を調整する。
洋子さんからワンポイントアドバイス
青菜漬は、若干塩分を残す位で、完全に塩抜きをしないほうがおいしいです。
漬物を煮ている時の臭いは強烈ですが、春の訪れを感じる匂いでもあります。
圧力鍋を使うと便利です。臭いも軽減。
我が家では、酒かすや炒りこを細かく刻んでタップリ入れます。
若い人向きには、ごま油で炒めたり、豚ばら肉を入れたり、最後にしらす干しを加えたりする方もいますよ。