加工品の販売に取り組んだのは平成４年の秋。
その年に収穫したりんごの半分以上に軸割れが出てしまい、加工に回さなければならなくなりました。
知り合いの加工所でジュースにしてもらい、冬場に自ら売り歩きました。
その時に、問屋さんから「自分の加工所を持った方が良い」という勧めを受けたことと、酒屋と知り合って販売先の目途がついたことから、翌年の平成５年に加工に必要な機材を導入し、本格的に加工を始めました。
製造部門の開始により、自家製果物を使った美味しい加工商品をお客様にお届けしたいという気持ちを新たにし、製造に工夫と改善を重ね、ジュースなどの定番商品の他、新商品開発にも力を入れています。

　美味しい果物と自然豊かな大江町で営んでいます。安全、安心で果物の本来持つ魅力を最大限に生かした、加工商品を作りたいと加工所と直売所を大江町で運営しています。
お客様との繋がりを大切にし、様々な意見を大切にし「美味しい」と喜んでもらえるように日々果物本来の美味しさを追求してます。
現在、果汁工房果実の森スズキでは、自家生産の果実を使用したジュースやジャム、果実酢などを製造、販売をしています。
販売は、卸だけではなく直売イベントに意欲的にも参加し、消費者との繋がりやコミュニケーションを深め、より良い商品づくりに活かしています。
加工品の種類は約20種類。販売先に合わせて、内容量を変えたり、ギフトにも対応しています。
現在は、売上の約6割を加工商品で占めており、受注加工も行っています。