「ｏｌａｈｏｎａ（おらほな）」は、山形県産のワインと果実のコラボレーションにより開発された『純山形産』のカクテルタイプフルーツワインです。さくらんぼ、りんご、ラ・フランス、ももなど山形県産ジュースをブレンドしたワインベースのカクテルで、アルコール度数は6〜10%のフレッシュな果実味と香りが特徴です。
　平成15年に、山形県内のワイナリーと（株）小島洋酒店（米沢市）が「山形県カクテルフルーツワイン研究会」を設立し、東北芸術工科大学との産学連携により、全国有数のワイン産地及びフルーツ王国である山形の地域特性を活かした新商品として開発されました。
　山形らしさと個性を感じさせる商品名「ｏｌａｈｏｎａ」は、「私たちの場所」という意味の東北地方の方言「おらほな」や「おらほの」に由来しています。また、山形固有の価値としてすくいとった「やさしさ」「ゆたかさ」「ちからづよさ」「すなおさ」をコンセプトワードに、統一したボトル・ラベルのもと、「山形の至高のもてなし」商品として地域ブランド化を目指しています。村山総合支庁では、このような取組みに賛同し、販売チャネル開拓、果汁製造者とのマッチングなどの支援を行ってきております。
　現在では、山形大沼・米沢大沼や、チェリーランドさがえ、上杉城址苑、めざみの里の観光施設などの県内販売展開はもとより、首都圏や仙台での販売チャネルも広がってきており、新たな山形のブランドとして認知されてきております。
　ワイナリー各社とも、自社ワインと周辺地域で収穫された果実でつくったジュースをブレンドし、試行錯誤のうえつくりあげています。皆様ご承知のとおり、ワインも果汁も、ぶどうをはじめとした果実からつくられるもので、その年々で味わいが異なります。このため、毎年毎年違った「ｏｌａｈｏｎａ」が楽しめるのも特徴のひとつではないでしょうか。
　2007年産新酒については、7ワイナリーから10アイテムがラインアップされ、3月から販売が開始されております。是非ご賞味ください。
　このたびは、このなかから、村山地域のワイナリーでつくられた「ｏｌａｈｏｎａ」について詳しくご紹介しています。

　なお、ホームページ（http://www.olahona.jp/）も開設しておりますので、そちらもご覧ください。