山形県村山地域の農産物や直売所情報を紹介するサイトです
「村山旬の市」は山形県村山地域の農産物や直売所情報などを紹介するサイトです。
管内で生産されている旬の農産物、こだわり農産物の特徴や簡単な料理方法などを紹介しています。
また、村山の地域資源を活かした直売所、農家レストラン、農産加工品情報に、
イベントなどのおすすめ情報を加えて発信していきます。
ホーム > さくらの旬の味覚発見 > 凍み餅
厳しい寒さが続く山形県。毎日気温は氷点下まで下がり、道路脇の雪もどんどん高くなっているようです。時々顔を見せる太陽の光が、屋根にかかった氷柱をキラキラと輝かせてくれます。 今回さくらが伺ったのは朝日町の「JAさがえ西村山女性部朝日支部」。ここでは、昔ながらの作り方で「凍み餅」が作られていました!そういえばさくらのおばあちゃんも、さくらが小さい頃こたつの横のストーブであぶってくれていました。あぶった凍み餅に醤油をつけて食べたり、揚げて砂糖醤油をまぶしてもとってもおいしいですよね!あまりのおいしさに、一度食べ始めたらとまらないので、決まった数しかお皿に出せませんでした! 凍み餅は、朝日町の一般家庭で冬の間よく作られていますが、製品化されているものは少なく、「女性部朝日支部」で作られている凍み餅は県内の温泉やおみやげ店、各地のイベントなど、さまざまな場所で販売されています。今回は、実際凍み餅を作っている所を見せていただく事ができました! |
私たちのために、この日の編み方は室内で。 【クリックで拡大写真】 少し高い位置で冷たい風もビュービュー当たります。…この場所、ホントに寒いんです。 |
次に、編まれた凍み餅はこの寒〜い場所で干されます。昔から、「つばめが来る3月頃まで干す」と言われているそうです。干し上がった凍み餅はカビにくく、数年経っても虫がつく事がありません。添加物を使わなくてもちゃんと保存できる食べ物を作る知恵、昔の人はすごいです! その後は凍み餅を油で揚げ、砂糖醤油をからめてから真空パックにされて出荷されます。主に「りんご温泉」や「チェリーランド」、「JAアグリ」、「JAファーマーズマーケット」などで販売されています。「凍み」がうまくいった凍み餅の歯ごたえは、サクサクの中にもモチモチがある感じ。寒さが足りなかったり、冷凍庫で作られた凍み餅では決して体感できませんよ〜!お母さんたちの心のこもった懐かしい味を、ぜひ「凍み餅」で味わってみて下さい! ■お問い合せ先: さがえ西村山農業協同組合 女性部朝日支部 TEL:0237-67-3535 |
掲載日 H16.1.27 |
更新日 H20.11.12 |