こだわり農産物情報

ねまがりたけ(月山筍)

ねまがりたけ(月山筍)

ねまがりたけ(月山筍)

雪深い西川町ならではのねまがりたけ(月山筍)

 西川町は山形県内でも有数の豪雪地帯で、昔から月山に自生していた高山性のササ“月山筍”を山から採って食していました。
 しかし、高齢化により山へ採りにいけないお年寄りが増え、昭和62年に苗を田んぼに植えたのが、ねまがりたけ栽培のはじまりです。
  西川町は雪が非常に多く、春遅くまで雪が残っています。
 そのため、ねまがりたけは雪解けを待って、芽を出すとすぐにのびるので、軟らかくておいしいねまがりたけとなります。
 西川町では山採りのものを“月山筍”栽培ものを“ねまがりたけ”として区別しています。

ねまがりたけ(月山筍)の特徴は

 やわらかくてコリコリ、サクサクとした歯ごたえとコクのあるうまみがあり、筍をまるごと楽しめる感覚の素材です。
 山奥のもの(雪が多いところ)ほど軟らかくてコクのある味となる傾向が強くなります。

出荷状況

生産地:
西川町
出荷時期:
5月下旬〜6月上旬(ねまがりたけ)
6月中旬〜7月中旬(月山筍)
販売先:
いきいき直売所(西川町)
大井沢直売所(西川町)

イメージ

料理アドバイス

月山筍の炊き込みご飯

月山筍の炊き込みご飯

【材料及び分量】

うるち米…4合、もち米…1合、月山筍…15本
醤油…大さじ3、酒…大さじ3、みりん…大さじ1.5
サラダ油…小さじ1、だし汁…カップ1

【作り方】

  1. 米は炊く30分前に研いで水に浸漬しておく。
  2. 月山筍は皮を剥き(むき)、根元の固い部分と固い節を除き、柔らかい部分は斜め薄切り、節の間は小口から薄切りにする。
  3. 鍋に1カップのだし汁を入れ、切った月山筍、醤油、みりん、サラダ油を加えて柔らかくなるまで煮る。
  4. 炊飯釜に水切りした米を入れ、3の煮汁と水を足して、水加減を4.5合の目盛りに合わせる。上に具を乗せて炊き込む。

月山筍のくるみ味噌

月山筍のくるみ味噌

【材料及び分量(5人分)】

月山筍…300g、ささぎ…100g、塩…適宜
剥(む)きぐるみ…40g、味噌…50g、砂糖…大さじ3
みりん…大さじ2、練り辛子…小さじ2

【作り方】

  1. 月山筍は皮を剥いて、穂先の柔らかいところを使い、7cmに切りそろえ、柔らかくなるまで塩茹でする。
  2. ささぎは糸を取り、さっと塩茹でして7cmに切りそろえる。
  3. くるみをすり鉢ですり、味噌、砂糖、みりん、練り辛子を加えさらにまんべんなく擂る(する)。
  4. 1と2を合わせ、3で和える。

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