こだわり農産物情報

悪戸いも

悪戸いも

悪戸いも

悪戸いも栽培復活への期待

 悪戸いもは山形市西部の悪戸地区で古くから栽培されてきました。悪戸地区は、須川流域の肥沃な土が集まるところで、サトイモ栽培に適しており、昔から盛んにサトイモ栽培が行われてきました。

 一般には芋の肥大が早い「土垂(どだれ)」が多く知られていますが、「悪戸いも」の食味の良さが見直され、近年徐々に面積が増えてきました。

 品質の良さと知名度の浸透から、消費も増加しており、今後、生産拡大が期待されている品目の一つです。 

悪戸いもの特徴

 悪戸いもは食味が良く粘りがあり、長時間煮ても煮崩れしないのが特徴です。

 通常の「土垂」より芋ができるのが遅く、収穫は10月下旬頃となります。

出荷状況

栽培地区:
山形市悪戸
出荷時期:
10月下旬〜12月上旬
販売先:
JAやまがた「おいしさ直売所」南館店・鈴川店

生産者イメージ

料理アドバイス

悪戸いもの団子入りきのこ汁

悪戸いもの団子入りきのこ汁

【材料及び分量】材料5人分

悪戸いも(洗いいも)…350g、白玉粉…50g
小麦粉…10g、片栗粉…適量、サラダ油…適量
出し汁…800cc、酒…60cc
みりん…10cc、塩少々
きのこ汁(鶏肉100g、長ねぎ1/2本、舞茸、エノキ、椎茸など適宜、一味)

【作り方】

  1. 悪戸いもは水からゆで、竹ぐしがスッと通ったらザルにあけてそのまま冷ます。
  2. すり鉢に白玉粉を入れ、すりこぎでよくつぶして粉にする。悪戸いもを加えてすりつぶし、 更に小麦粉を入れてしっかり混ぜ合わせる。
  3. 皿またはバットにラップを敷き、その上に片栗粉を敷く。左手にAを、右手にスプーンを 持ち、親指と人さし指の間からいもをしぼりスプーンで取り、団子にして片栗粉の上にのせる。
  4. 少し大きめに15個くらいの団子を作り、片栗粉を全体につけて中温の油でカラッと揚げる。
  5. 鍋に出し汁を入れて火にかけ、細引きにした鶏肉をバラバラにほぐして入れ、アクをしっかり 取る。酒、濃口しょう油、みりんを入れ、バラしたきのこを加えてサッと火を通す。4の団子を 加え、温まったら長ねぎの斜め切りを加えてひと煮立ちさせる。
  6. 器に取り分け、一味をふっていただく。

里芋のマリネ

里芋のマリネ

【材料及び分量(5人分)】

里芋…200g、玉ねぎ…200g
レモン…1/4、にんじん…50g
A(酢…100cc、薄口しょうゆ…50cc、砂糖…大さじ2、サラダ油…適宜)
片栗粉、揚げ油…適宜
スモークサーモン…適量
みずの実、黄菊、塩…各少々

【作り方】

  1. 玉ねぎを薄くスライスして塩を少々まぶしておく。
  2. 里芋は、皮をむき棒状に切り、にんじんはせん切りにする。
  3. 1の玉ねぎを水洗いしてしぼり、Aの調味料、にんじん、薄切りにしたレモンと混ぜ合わせる。
  4. 切った里芋に片栗粉をふりかけ、180℃の油で揚げる。
  5. 4の里芋を3に混ぜる。
  6. 5を器に盛り、スモークサーモン、ゆでたみずの実、黄菊を散らす。

☆揚げた里芋をカリカリの状態でいただくために、食べる直前にあわせる。  

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